仙台不動産情報広場を運営している小松商事の溝口です。
今回は土地の選び方について少しお話したいと思います。マイホームを注文住宅で建てたいと希望される方は必ず土地が必要になります。
当然ですよね!土地がなければ家が建たないわけですから。ただこの当たり前の事がとても重要で、私としては土地選びは家以上に購入者の人生に関わる事なので本当に慎重にご検討頂きたいと思っております。
当然、お客様によってご予算、ご希望エリア、学区等々さまざまな希望はあると思いますが、その中でいいなと思った物件があれば、更に下記の事も踏まえた上でご決断頂ければと思います。
※※ 土地価格の妥当性 ※※
これは読んで字のごとくなんですが、物件価格の妥当性です。例えば本当は1000万で買えた土地を1300万で買ってしまったらほとんどの方が後悔しますよね。
ほとんどのお客様が土地探しは初めてで、土地探しの知識がゼロからスタートし、その中で最初にするのがネットの不動産情報を見る事だと思います。しかし知識がない状態でネットの情報を見ていてもさっぱりイメージがわかないという方がほとんどかと思います。次にすることは内覧会や展示場に行き、ハウスメーカーや工務店の営業マンに土地探しの依頼をするという事です。実はこれが良し悪しだったりするのですが、担当者が不動産の知識や経験が豊富で、お客様目線にたてる営業の方だといいのですが、そういう方だけではないのが現状です。正直なところ私も若い頃に経験があるのですが、会社の数字や自分の成績の為に注文住宅の契約を取りたい一心で一日も早くお客様に土地を決めて頂くよう説得をするというケースです。これは会社の体制にもよって違うと思うのですが、数字を求められる会社ではお客様視点ではなく、会社視点で土地を勧められるケースも少なからずあります。その場合はお客様はその土地の価格が本当に妥当かどうかもわからず、営業マンの言う通りに契約を進めてしまう事があります。それではハウスメーカーや工務店のモデルハウスで営業さんに土地探しのお手伝いをしますよと言われた際どうすれば良いかというと、その営業さんのお勧めする不動産屋さんを紹介してもらう事です。住宅会社の営業マンは様々な不動産屋さんとの取引に携わっているケースが多いので、信頼のおける不動産屋さんをご紹介して頂けると思います。
不動産屋さんではその物件周辺で取引のあった売買事例を知ることができます。当然その時の物件の周辺状況の変化や、情勢の変化によって土地価格の上がり下がりというのはありますが、だいたい過去2~3年の売買事例における平均価格が、土地価格の妥当性の基準になってきます。土地の向きや地型にもよって当然プラスマイナスはありますが、ここは是非参考にして頂き後悔しない土地探しのご参考にしてみて下さい!!
では次回は土地の流動性についてお話致します(^^)